about beauty 美しさについて


今や世界中で、人間が本来持つ直感力、
自然の声に耳を傾ける時代を向かえました。

私自身も美容師という仕事を通して自然界に興味を持ち、美しくあるということは何なのかを考えてきました。
都会にいながらにして自然と繋がる感覚を持てるような美容法、自然界の知恵を生かし、それを体感できるような施術に取り組んできました。

そんな私の活動の原点は“美容師という仕事との出会い”と“家族の病の治癒”という2つの経験がベースになっています。
数年ほど前に、美容の仕事がきっかけで海外に渡ることとなり、そこで古来より伝わる伝統文化の中に、天然素材による美容法があることを知りました。
その後アフリカ、アジアを中心にして、様々な自然美容の習得に夢中になってゆきました。

美容師としての仕事に新しい方向性を感じ始めたその頃、時を同じくして母が大病を発症したのです。
家族の闘病生活を支えることとなり、生と死、命と向き合い、治療に取り込む中で、さらに東洋医学にも傾倒してゆきました。

食べること、生きること、心のこと、人間の持つエネルギー、宇宙について。。。。
様々なことを学び、実践をしていく中、いつしか母の病は奇跡的に消えていったのです。

こうした一連の経験が、私の美容師としての仕事のスタイルに大きく影響しました。

外側を美しく見せる美と、内側から湧き出る美、その両方のバランスが大切だと。
見る、聞く、味わう、触れる、感じる『感覚』の全ての中に、
私達一人ひとりが自らの思いと美意識を込め、より豊かにしてゆけると思うのです。

大自然の知恵や恩恵の中で、アートやデザインを楽しむように、
美容を表現していけたらと願っています。

自然界、そして、私達一人ひとりの中に宿っている神秘にこそ、
豊かな美に至る鍵があます。

自然の恵みを尊び、愛し、歩み、
この地球の美意識と、私達の心を共鳴させてゆきましょう。

A Wornderful Beauty World
karip yuka